10/23/2010

森岡書店

森岡書店で取り扱いが始まりました。
第三号と第四号(茅場町/羽田空港)を納品。

森岡書店は古書や小さな美術品の置いてあるギャラリー。
戦前に建ったという第二井上ビルの3階で、
とても素敵な雰囲気の場所です。
近代建築やギャラリー巡りが趣味の方は是非。


森岡書店
月〜土 1300-2000
東西線・日比谷線の茅場町駅から歩いてわりとすぐ。
企画展は1,2週毎に切り替わります。
http://www.moriokashoten.com/

8/27/2010

第4号 取り扱い店



好奇人的笏第4号「風景印図鑑」、
中野 タコシェと阿佐谷 ひねもすのたり
取り扱いが始まりました。

タコシェは中野ブロードウェイ3Fにある本屋さん、ひねもすのたりは阿佐ヶ谷駅から徒歩2分のところにある"器とcafe"のお店です。

表紙と中身両方にバリエーションがあるため
選んで購入したいという方は店舗で相談してみて下さい。
店員さんが忙しくしていたら少し待ってからお願いしますね。

タコシェ配本 各一冊
本郷四/御茶ノ水/ミッドタウン/杉並/横浜港
静岡/奈良/京都中央/中之島/国分

ひねもすのたり配本 各一冊
羽田空港/京都祇園

青字とオレンジ字で1ページだけ内容が異なります。

8/15/2010

第4号「風景印図鑑」発行

好奇人的笏第4号をついに今日発行します。
5月に文フリで出すかもと言っていたモノがようやく。。。
ていうか、
第3号巻末で昨年12月に発行予定と書いていたモノがようやく、、、
ナニワトモアレ、発売です。

これから各所に納品しますが、差し当たって今日15日のコミケで委託販売します。

「ガソリン」西お-10a
笹井一個さんのブースです。
http://d.hatena.ne.jp/SASAI/20100815/p1


第4号は消印の一種である風景印を大特集!

普通、消印と言えば○の中に日付があるってだけのイメージですが、
風景印は○の中に絵が入っているものなんです。
今回の笏の特集は「風景印図鑑」と題し、11の風景印を紹介。
郵便局のスタッフによるコラムや、風景印を自分でデザインしてみたら・・・という試みもやっています。
また、その自分風景印の補足ページは2種文字のものと写真のものがあります。


表紙にはリアル風景印が付きます。
初回配本分 表紙風景印のラインナップは・・・
本郷/本郷四/御茶ノ水/ミッドタウン/杉並/荻窪/羽田空港
横浜港/静岡/静岡中央/奈良/京都祇園/京都中央/中之島/姫路/国分

関東から九州まで郵頼を使わず窓口で押して貰いました。
ちなみに青が前述の文字タイプ、オレンジが写真タイプ。


大変嬉しいことに、一個さんがブログに制作風景を載せて下さってます。
http://d.hatena.ne.jp/SASAI/20100709/p1
キレイに押すのが大変でしたね。。。お二方、その節はどうもありがとうございます。


中野・タコシェに納品が済んだら、またここで報告します。ではまた。

4/23/2010

第4号「風景印図鑑」発売予告

新刊の発売予告です。

第3号の告知には'09年12月発売予定と書きましたが、実はまだ編集中です。
大変長らくお待たせしてすみません。
5月中旬に発行します。

間に合えば5月23日に行われる文学フリマにて発売いたします。
ブース番号については後日またアップします。
http://bunfree.net/

執筆/イラスト
片岡薫夏
笹井一個
tamax
F.M.U
マエジマヒソコ

表紙は超豪華! 全国各地の風景印をあしらったものになります!!!
風景印コレクター・片岡のこだわりの一冊、乞うご期待。

11/18/2009

笏3号 発売してます!!

好奇人的笏 第3号 の特集は「食にまつわるレコメン3」です。

並々ならぬこだわりを持つ識者たちが披露する
とっておきの食のレコメンド!

種々のジャンルに関する充実の内容となっております。

●目次
ジャン・アンテルム・ブリア・サヴァランの格言
ストイシズム的食道楽のススメ
エゴマに開眼! コラボで味わう 実・葉・油
・グッと切ってハッとする和菓子
おにぎりの包容力を共感するレシピ3
・イマジネーションと食とリアリティ〜戦時下の代用食
珈琲とともにある人生
橘曙覧の一句


購入は以下のお店で。

●現在買えるお店
中野 タコシェ
阿佐ヶ谷 ひねもすのたり
新宿御苑 IRA
横浜 BankART Studio NYK
オンライン Lilmag STORE 
西荻 信愛書店
です。

11/04/2009

なぎ食堂



渋谷のなぎ食堂で好奇人的笏の目撃情報がありました!

って、そこにはオンラインストアlilmagさんの出張棚があるんでした。
なぎ食堂は、渋谷から桜丘の方へ歩いて行くとあるveganメニューの素敵なお店です。

是非皆さんも行って(笏があるかどうか見て)みて下さい。

なぎ食堂
http://nagi-shokudo.jugem.jp/

9/30/2009

ENEOS ラ・マシン最後の日 その2

The report of the last performanse of la machine in Yokohama.


開国博・Y150のイベントの一つ、ENEOSラ・マシン。
153日間の長期公演のファイナル パフォーマンスを笏編集部がレポートします!

ファイナルの開始時刻20:30の前に、これまでとは異なる準備が諸々・・・
PRESS席や、公演後の閉幕式のための機材や来賓席が作られます。
さらに・・・
なんと生演奏バンド席が出現!!
これまで録音音源だったのですが、これは高まります!
顔ぶれの中には4月のプレイベントでも見覚えのある方々が!


大勢集まった観客もスタンバイOK!!


さて、20:30を迎え準備は整ったように見えるのに、始まる気配がしません。
と、そこで何やら来賓席の方が騒がしく・・・
白いパンツスーツの女性が現れ、ワーキャー歓声を上げる観客に手を振ってます。
実は、この方が横浜の新しい市長・林文子さんでした。

直後にパイロットがやってきて、いよいよ開演。
場内アナウンスによると、クモは「皆さんに(お別れの)挨拶」をするらしい。。。
あ、分かってるんだ・・・・

そうして生演奏が始まったら、もう、
言葉に出来ない気持ちで胸がいっぱいに!

エンジンを暖め、クモはゆ〜っくり足を開いて前進を始めます。
そしてこれでもかという全足モジャモジャ足裁き!
こ、れ、は、凄い!! 前から見るとかなりの迫力だったのではないでしょうか?

制限の大変厳しいスペースを元気よく動く!
最後は派手に、という感じです。
水吹きも遠慮せずバンバンやってました。

そうかと思えば、いきなりクモが動きを止めて固まった!

そう、雪が降り出したんです。
もちろん本物ではなく演出上の雪、4月のプレでは休憩前に必ず降ったもので、
これを被るとクモは休止してしまうのです。
<詳細は、好奇人的笏第2号の1-6ページをご覧下さい。>

しかし、雪を被りながらも、"再び"前進を始めるクモ!
前方には大勢詰めかけた観客がいます!!!
のわーーー、これは感動演出!!!!

が、それも長くは続かず白服隊員が誘導して後ずさり。

瞳の光は消え、長い眠りについてしまったのでした。




+++++++++++++++++

さて、
全ての公演が終了した今こそ、プレイベントのことを思い出しましょう!
ラ・マシン4月プレ特集の「好奇人的笏」第2号が買える場所は・・・
中野タコシェ西荻信愛書店
新宿御苑IRA横浜BankART Studio NYK
Lilmag STORE 2号販売ページ 1号販売ページ

よろしくお願いします。

9/28/2009

開国博Y150 ラ・マシン最終日 その1

The last day of la machine in Yokohama Japan.



2009年9月27日は開国博Y150の最終日。ラ・マシン ジャポンの最後を見届けに行かないワケには行きません。

というワケで、笏編集部は19:00と20:30からのフィナーレを見てきましたよ。
それでは19時の回からレポートです。

観覧スペースにズラリお行儀良く座っているお客さん。先日来たときより多い!



開始直前には、レンガ倉庫の向こうから大量の花火が!
最近の花火は複雑な弾け方をするんですね。どれも本格的なものでヴァリエーション豊か。
明らかに、今日は何かが違う!!!


さて、la machineの方はというと
パイロットがクモの頭に3人乗ってフルメンバー! そうこなくっちゃ!
起動をしたら、前進しつつ何かを確かめるよう探すように左右を見ています。やはり3人乗ってこそ、頭の動きは100%。以前より蜘蛛の意志が感じられます。見てる見てる!!


この回の見所は、操縦しない科学捜査隊の人・ROSHさんと蜘蛛のセッションでしょう。
蜘蛛が木に向かって行って水を噴いたかと思えば、それはROSHさんに向かって水を噴いていたのでした。ピンポイントで彼に向かって噴く。人とコミュニケーションするのにこれだけ直接的に見せてくれると、生きている建築物としてのクモのリアリティが増します。舞台は地続き、我々の立っている場所と同じなんですよね。ファンタジーじゃないんです。


私の見ているところからだと、白く光り輝く水しぶきの中、彼の姿は逆光で真っ黒く浮き上がり、凄い画になってました。



そうして、木に背を向けて首をかしげた状態で止まったクモ。
次はいよいよフィナーレです。その様子は明日の更新で・・・
Next entry will be about the final spectacle. See you tomorrow.

++++++++++++

さて、第2号でY150のラ・マシンの4月のプレイベントを特集した「好奇人的笏」ですが、なんとzine wikiに登録してしまいました。
http://zinewiki.com/Koukijin_teki_Shaku
zineとは平たく言って個人誌のことで、世界のzineをアーカイブするのがzine wikiです。
世界中のzineファンを唸らすようなものを発行して行こうと思、います。

9/24/2009

Y150ラ・マシン夜公演 見てきたレポその3

The 3rd Report of la machine in Yokohama,17th Septemver 2009.
Go previous entries.>>>+1 ++2
<前回からの続き>その1 その2

横浜・開国博Y150のラ・マシンの17時の公演を見終えて、次の19時の回まで少し時間があります。
そんなとき、アニメ映画「BATON」はオススメです。
一つの作品を3部(各20分)に分けて、15分間隔で上映されています。
第3部は藤原竜也の芝居が素晴らしかったです。
詳しくは書きませんが、非常に発達したAIを持つロボット役でその喋り方が秀逸。また、彼の役についてのエピソードには岩井俊二らしさを感じました。

さて、いよいよ19:00のラ・マシンの公演へ!



公演スペースの横の大屋根の食堂は夕ご飯を食べている人がいっぱいです!
そこへ歩み寄って、屋根に足をかけたり、水噴射連発の大サービス。
みんな食事やお酒そっちのけ、クモに視線が集まります。



4月プレよりライティングが充実しているためか、黒い操作系は目立たず、クモの体躯が夜空に映えます。
その洗練された動きをもって、まさに自立して歩いているようにも見えます!





ところが!!!
そんなシーンから、クモを支える巨大アームがぐんぐん伸びる!
高く昇ったクモは全ての足を地面から放し・・・・
浮いた!

さらに、台車が大カーブを切り、クモ(たまねぎ)がダイナミックに宙を移動!
あの巨体を浮かせたまま回転するなんて!!!!! 凄く無茶っぽいワザに大興奮。

体と支えのすべてを上手く使えば、いろんなパフォーマンスが可能なんですね。
毎日アレやろコレやろ考えてトライしていると聞きましたが、操縦士の半数以上が演劇や舞踏が本業(?)だとはいえ、8人で1つのイメージを実現するのは大変なこと。でも、あの体で自由な動きをものに出来たら楽しいでしょうね。


さて、この日の公演は終了したというのに、操縦士たちの仕事は終わりません。
終演後、皆さんが操縦席に集まってきて・・・故障したらしい足を直し始めました。


まず、原因が何かしばらく話し合い、
それから一つの管(油圧の?)を外し、
皆で力を合わせてスパナか何かせーーのって回したりしてました。




・・・・すっごい大変そう!

こんな故障を日々乗り越えてきたとは…頭が下がります。
というか、大勢で直すというのがいいですね。担当とかナシで。

確かにプレ公演より規模は小さいのですが、比べられない大きな感動を与えてくれます。
そんなY150のラ・マシンも今週末でおしまい!! マダの人は是非!
ちなみに、私は17時過ぎに行ってナイトチケット(通常の半額)で入場出来ました。
金欠の方はその時間からが狙い目です!

+++++++++++

で!!
公演の後は、会場から徒歩7分くらいのギャラリーBankArt studioNYK内のPubへ!(23時まで)
ラ・マシン蜘蛛特集の「好奇人的笏2号」と「〜1号」も販売されてます。是非お手にとってご覧下さい。

9/21/2009

見てきたレポ その2

Report of la machine in Yokohama,17th Septemver 2009.

ラ・マシンに熱を上げまくった4月、それから一度も開国博Y150に足を向けなかった私ですが、操縦者の皆さんのずっとラ・マシンに乗り続けていたという話を聞いて・・・・

見てきましたよ!!!


夕方17:00の公演に遅れて到着、蜘蛛は入り口寸前まで迫ってみんなに水を噴いてるところでした。久々の再会に、シャワーの洗礼!


周りの人たちとみんなでワーキャー言って、着いたなりもう楽しいんですけど!!!


程なくして、沈む夕日を蜘蛛と一緒に惜しみつつ公演は終了。


でも、その短い間でも分かる確かな違い!
足!
足が凄いバラバラにウゴウゴ、歩いているんです!!
プレイベントであれだけ追っかけまくった蜘蛛なのに、これは見たことがない!
なんていうか、熟練のバレエダンサーのように滑らかな動き!
そして、足の置き所もイチイチ美しい!
どの瞬間に撮っても、姿が決まっている!

プレがどうだったとか、そういうことを忘れて、
今、この20分だけの公演が素晴らしくって、凄く楽しいんです。


ところで、
会場の雰囲気はというと平日の夕方でも家族連れが多く年齢層は幅広。蜘蛛の周りは記念撮影で凄く賑わっていて、みんなに好評の様子。

そんな記念撮影の嵐も落ち着いてきた頃、操縦士が蜘蛛の足をトンカチでカンカン始めたんです。そして、真剣に調子を見ていていました。

その姿が極めて自然。こうして、操縦士自らメカニックとしてもこの公演を支えているんですね。
150日続けて公演するための、皆さんの弛まぬ努力が見られて胸を打たれました。

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さて、19時からの公演の更新は明日にして、笏2号のPVをご覧下さい。
執筆者の1人、笹井一個さんの作。笏2号を開けば、プレイベントの全てが甦ります。
ではまた明日。

Shaku is a compilation zine.This movie is for shaku vol.2 which theme is "records and memories" of La machine in Yokohama,2009.